第3回

走れる楽しみ
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無理をするなと言われても・・・

 フルマラソンでゴールした後は、走る事に食傷していてもう暫くの間は走りたくないと思ってしまう。何でこんなにしんどい事をやっているのかなと自問自答したりして苦笑ものだ。私の場合は次の計画として11月の福知山まではブランクで、つい気が抜けて走る事が少なくなってしまう。暑くなってくるのでよけいだ。

 今年は5時間半もかかってしまった張本人の、にっくき魚の目が良くならないので、与論島から帰って早々に医者に診てもらったら、「こんなので走っていたら、終いには骨が出てくるよ」と恐ろしい事を言う。ついでに「こんな外反母趾でよう走れるもんやなー」と感心される。余計なお世話や・・・・・。

 とは言ってもお医者さんの診立てを無視するわけにはいかない。何時までも痛みが取れないのが気になるので、走るのを止めて様子をみる事にした。そんなの簡単な事で、午前9時頃から昼までの時間がブランクになるのだが、新聞を端から端まで読んだり、丁度季節の鉢植えの松やサツキの手入れが心いくまで出来ようというもの。
ところが暫くして体重が気になりだした。わき腹のお肉も思い無しかブヨブヨ状態だ。散歩は家内と供に5km程の距離を歩くのを欠かさないが、贅肉の成長を止めるまでにはいかない。時々だけど途中で走っている人を見ると、やっぱしええ格好だなぁーと妬ましく感じるのが不思議だ。

 余技の鉢植えの手入れだっても永遠に続くわけではなし、しつこい魚の目も、なる程走るのを止めた効果が出て来て痛みが消えて傷跡が小さくなってきた所で、憧れの!!走るのを(本当かな?)再開した。
 始めチョロチョロはご飯の炊き方だけど、走り始めも全く同じで、これで失敗した事もある。ましてや健忘症の筆頭とも言えるのが人間の筋力で、10日もやらなかったらもう駄目、その反対の極にあるのが人間の記憶力で、以前フルマラソンを3時間台で走った時の事はしっかりと覚えているから始末が悪い。だから練習を重ねたら、直ぐにでも4時間を切ってゴール出来るものと錯覚してしまうのだ。
 一昨年の秋に練習を開始した時、急激に練習の密度を上げたものだから、早々に膝を痛めてしまい、例の悪口医者に診てもらったら「マラソンが体に良いはずは無い!」と断言。 一ヶ月ほど棒に振ってしまった事がある。何事も程ほどにしなくっちゃと思う。(2004.06.04)