番外編 50

リング・ワンデリング
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今年の年賀状です 宜しくお願い致します


年賀状の参考にした写真

 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
前回のコラムを書いた後、あれこれ雑用があって長期の中断となってしまった。体調が悪かった訳ではないが、一種の燃え尽き現象とでも言うのだろうか、何日間もパソコンのスイッチを入れる事も無く過ごしていた。恩恵を受けている癖して、インターネット全盛時代に背を向けている私がいたのだ。代りに市立図書館に毎週一回出向いて、四、五冊の本を借り出してきて読んでいた。忙しいと言いながら、でも枕元に持ち込んで夜中まで過ごす事も度々。その結果どうなったか?そんなの分かるわけ無いでしょう。
 年頭のご挨拶代わりのご無沙汰の言い訳です。(2008.01.05)

(昨年の原稿です)
 昨日、ヨロンマラソンの参加案内書が届いた。来年のことを言うと鬼が笑うと言うが、まあ笑う者は笑わしておけば良い。それにしても、この「ヨロンマラソンつれづれ」も長く続いたものと感心する。一番最初は2004年の大会が終わった後から始まっていて、又もや来年2008年のヨロンマラソンへの準備が始まるなんて、どう考えてみても同じところをぐるぐると回っている「リング・ワンデリング」状態だ。
 この言葉は登山用語でドイツ語だったと思う。山登りに行った時、目標を失って歩き回った挙句元の地点に戻ってしまうことを指している。雪原で吹雪に会った時等が特に怖い。遭難一歩手前の大ピンチなんだ。
 つれづれも同じところを一年がかりでくるくる回っていて、これが最近打ち上げられた月の探査衛星「かぐや」なら地球を数回回ったところで転進して目的の月の周回を始めているのだが、こんな凄いものと比べるのもおこがましいけれど、「ヨロンマラソンつれづれ」も番外編を含めると前回で100話に到達した。図々しくこのまま書き進めていったらよいのか些か躊躇するところだ。何時まで経っても同じところを彷徨い続けても良いのだろうかと思いつつ・・だから進歩が無いのかもと反省もしている。

 この前のコラムでクルマの話を始めたが、新しいクルマが欲しくなって、いろいろなクルマを試乗し、数冊の専門書も熟読し、中古車買い入れのお店も覗き、挙句は家内の反対を受けてスポーツ・カーの購入は中止になってしまった。次善で選んで見るというのは、どこかで妥協しなければいけないが、俗に言う「帯に短し、襷に長し」でどうにもならない。原点に戻って、今乗っているクルマのどこに問題があるのか?と自問自答・・すると、何も無い。約2ヶ月間、クルマ・クルマと騒いだだけのリング・ワンデリングと相成ってしまったのだ。・・お粗末様でした。
 カマキリの雄は雌に食われてしまう運命らしいが、人間の女性の強いのも、何処か似ているみたい。

 クルマを多面的に見つめ直すことが出来ただけでも無駄ではないと思いたいところ。大きなクルマ、小さいクルマ。見慣れたタイプのクルマの没個性的な大河の流れの中に、時々あれは?と思うクルマもある。走る道具なんだけど、道楽の要素もあるからややこしい。同じクルマに対する評価も正反対する場合も多いようだ。実に個人的価値判断が表れる。そうそう人の意見ばっかりを気にする事も無い筈だ。
 けれど、メーカーの出している数字を正しいと思い込むのも問題があるようで、例えばクルマの性能の評価の一つの「10・15モード」燃費の数字も、多くのメーカーのクルマを選ぶ基準値として見るけれど、実測値と乖離している方が多いようだ。これからガソリンが150円オーバーにまで値上がりしてくると、クルマを走らせて冷や汗をかくより、人が走って汗を流した方が健康にも良さそう・・ばっかしとも言えないが、詰まるところ、自己満足、自己責任の世界だ。 (2007.11.01 亀野 稔)


赤く染まった夕焼け

夜のライトアップ

霜の降りた寒い朝
 (ここまでは自宅の屋上から)

夏の午後の水遊び

橋の真下から

対岸の淡路島の橋の付け根

屋上からのパノラマ