第15回

雨のパナウル診療所で
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滑り台にするとは!遊びの天才


体操のお陰で体も柔軟


皆さん御世話になりました。お元気でしょうね


この木何の木?早く実を付けなければチョキンと・・・
 いよいよ9月。最高気温の更新や、暑苦しい熱帯夜の連続だった夏もやっと終わった。残暑も台風もまだまだ油断ならないが、今日走っていて、道端からコオロギの鳴くのが聞こえた。稲も穂を垂れ始めている。待望の秋だー。こうなってくると走るのも楽しい。?かな??

 今年のヨロンマラソンの前の3月3日の話。大会を前にして追い込みの、と言うより駈け込みの走り込みのつもりが、あいにくの朝から雨。皮肉なものだ。焦ってしまう。そうだそうだ、パナウル診療所にはトレーニング・マシーンの設備がある。楽園荘のマサ子さんに電話で頼んでもらったら、使ってもよいとの事。やれやれである。雨中、車でパナウル診療所まで送って頂いた。
 何時もニコニコ笑顔の古川先生。(今からそんな事で間に合うのかな?)(いえいえ、ほんの気休めですが、お願いいたします)と、禅問答をしたのかどうか・・・・・

 本当の事を言うと、トレーニング・マシーンなるものは初めてだ。名前は何と言うのだろう?「バイクこぎ」から始めてみるが、30分もすると汗が滲んでくる。家内は隣の「ランニング・ベルト」(この名で合ってるのだろうか?)に、おっかなびっくりで乗っかっている。そのうちに、近くの家の二人の子供さんも仲間に入ってきて、上手にペダルを踏んだり、ベルトの上で滑り台ごっこをし始めた。何でも遊びの道具として使いこなしてしまう、正に天才だ。その光景を横目で眺めながら、黙々とベルトの上で足を交互に動かしている私。でも、トレーニング・マシーンってものは、お世辞にも面白いとは言えない。第一、目の前の景色が全然変わらない。窓ガラスに当たる水滴の模様が変化するのが、せめてものご愛想。やっぱり走るのは、大自然の中が最高だとつくづく思う。

 そうこうする内に、パナウル診療所のトレーニングルームに地元の人達が集まってきて、健康体操(こう言うのだろうかな?)が始まり、家内もその中に加えて頂いて、音楽に合わせて踊りになってきた。案外適応性があるなと感心する。
 健康体操が終わってお茶になった。その時に果物が出されて、私も相伴に与ったが、甘くて柔らかくてとても美味しい。その1センチ足らずの種を紙に包んでポケットに収めた。

  与論島から帰って、暖かくなってから持ち帰った5粒の種を蒔いてみた。10日程しても何の変化も無い。場所が変わったら駄目なのかなと思いつつ、水だけは毎日やっていたら2ヶ月も過ぎた頃に芽が出始めた。お辞儀していたのが姿勢を正して、背伸びするように若葉が伸びてきた。今、3本が10センチ程の高さになったが、何時になったらあの美味しい実を付けるのだろう?与論島と比べると明石の冬は寒いが、風邪を引かないのだろうか?あの時に、この果物の名前を教えて頂いたような気がするが、トンと記憶が無い。ボケたせいではないだろうな?いや、1億円だって覚えていない御仁がいるのだから、大目に見て頂きたいもの。この写真を見て、お分かりの方がいらっしゃったら、名前や栽培方法をお教え下さるようお願いします。(2004.09.10 亀野稔)