第27回

番外編ヨロン一周マラソン(その1)
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チャンバラごっこ 切られて上手に倒れるのもコツがいる


島根の安野さん 話すほど味の出てくるお人だ


与論島のお馬さん 朝食中なのでこちらを向いてくれない。れっきとした元競走馬だ


楽園荘での夕暮れ 明日もお天気良さそう
 勝手に番外編を作ってしまうなんて、少々やり過ぎかなと思うが、時の流れとでも言えるかもしれない。一応与論町観光課へお断りを入れたので、大目に見て頂いたと、都合の良い解釈をしている。問題は台風23号がやって来たからこうなったのだと、自然現象のせいにするのはずるいかな。この乱世の世の中、台風、地震、何でもありだ。事例は一寸違うが、子供の時にチャンバラごっごをしていて、いくら切られても直ぐに起き上がるガッツが肝心で、やられっ放しでは生きていけない。人間は少々の事でへこたれたらいけないのだ。
 そこから先は、人との出会いが全てかな?と結果論的、与論島的成り行きから見てそう考えてしまう。今回もWebマスターの植田さんに、「京都府の福知山マラソンが中止になったので、その代わりに与論島の一周マラソンをやりたいのだけれど」と、メールを送った事から始まって、展開していった。

 11月23日の天気予報を調べてみると、幸い天気は良さそうで、最高気温も25℃を超えそう。明石で走っている時には適当な個所に水飲み場があるが、与論島ではそうは問屋が卸さない。空手には自信があるけれど、走るのはいまいちだと謙遜して、植田さんが給水係を快く引き受けて下さった。
 パナウル診療所の古川先生も、直前の駅伝出場の余勢をかって一緒に走って下さる事になり、トライアスリートの児玉先生も、一週間前のツールド沖縄の延長線上として参加をとおっしゃって頂けた。鬼に金棒である。(私が鬼でもないのに?)23日は勤労感謝の日だが火曜日、言うならば平日なので、与論島の名医お二人を動員してしまって良いのだろうか?ましてやパナウル診療所には万床の患者さんが入院中。私はおかげで走っている最中に、いくら体調が悪くなっても安心なのだけれど・・・・・
 更に那間小学校の川畑校長先生にも、番外編ひまわりキッズの伴走をお願いして、快く賛同して頂けたと植田さんからの連絡。「えらい事になりそうですよ!」とは、一体どうした事だろう??

 
22日に鹿児島空港から乗ったYS−11のブーンと言う音がやっと止まって与論空港に到着した。早朝に明石を出た時は合服で丁度の体感温度だったのに、途端に暑くなって来た。今年の3月のヨロンマラソンの時の寒さとは大違い。やっと与論島に来たんだなと実感する一瞬だ。
 新しい人との出会いが、もう始まっていたのだから楽しい。同じ飛行機に搭乗し、同じ楽園荘で泊まり合わせる事になった島根の安野さんは、与論島にいる二頭の馬の元馬主さん。(与論島に競走馬がいるなんてご存知?)22日の夜の「与論の自立化のための会社的発想について」の講演会が済んだ後の23日にはカメラマンをとおっしゃってくださった。今までのヨロンマラソンや他でのマラソン大会で、私の走っているところの写真など滅多に写して貰った事が無いから嬉しい限り。
 植田さんご夫妻と夕食を取りながら、翌23日の打ち合わせ。だんだんと「えらい事になりそうな」全容が見えてきた。食事もそこそこに、早速植田さんは電話を掛けまわっている。那間小学校の5年生と6年生と与論中学校の2年生、合わせて15人ほどが番外編ひまわりキッズとして参加してくれる様子。それに島内のエリートランナーが二人。フルマラソンが3時間台の猛者だ。主役が頼りないのが気になるが、これでオールスターが揃った。更にゴール後には全員で完走バーベキュー・パーティをする事も決まった。
 明日も良い天気のようだ・・・・・(2004.12.1 亀野 稔)