番外編 14

魔女の一撃
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我が家の庭のケヤキの葉っぱにも秋が


神戸森林植物園内の真っ赤なモミジ


有馬温泉の暖かそうな大きな「ゆ」 神経痛、筋肉痛、関節痛に効果有りと


12kmポイントの明石公園の池に到着したカモメ達


申込書二通 福知山は残念ながら棄権、ヨロンマラソンのも早々に到着。さて・・


朝日新聞から Qちゃん復活優勝!!


与論島小さな点描 砂の上のサンゴの破片 (都会では貴重品)

 秋は寒暖の差が大きい。朝晩は気温が下がって冬近しと思わせるが、お天気の良い日の日中は、多少動くと汗が出てくる。気を付けておかねばならない。人生の秋になってくると体調も、好不調の差が大きくなってくる。気を付けていてもどうしようもないのが辛い。

 それは、何でも無い時に突然の腰痛。正に魔女の一撃だった。
 何時ものように植木の手入れをしていて、鉢を持上げたその瞬間痛みが走った。言うならばギックリ腰で、アッ!しまったと思う間もない。
 丁度その日の夜のNHKのTV番組「ためしてガッテン」で、ギックリ腰を放映していたとは出来すぎの感じ。痛みはとにかくとして参考になったが、誰にでも起こり得る可能性が有ると言うのは良く分かった。でも、私の場合はタイミングが最悪だ。
11月に入ってから、走りこみの距離は、15kmにようやく伸びて来ていて、この分なら11月23日の福知山マラソンを、5時間の制限時間内で何とか完走出来ると思っていた所だったので、ガクッと来た。とにかくこれから少なくとも25kmの走り込みをやって最後の仕上げ段階になっていたから、瞬間、どうしよう??とウロウロとしてしまった。 (2005.11.12)

  腰痛を起こしてしまうとは予想もしなかった。私のマラソン人生ももうこれまでとも考えてしまった。前屈みでしか歩く事が出来ないのに、どうして走れよう。目前の福知山マラソンもこれで勝負があったのと同然だ。
 けれど、これでも良い方と思わなくっちゃいけないかも。次女が今、ディサービスの看護師として勤めているが、私と同年輩でも介護を要する人達が多いと話をしている。お陰様でまだまだ動けるが、今、一寸不自由するだけなんだと思うと、どうって事無さそう。家内に言わせると、何事についても私の「痛い、痛い!!」は、オーバー過ぎるそうだ。そうではない、本当なんだと言っても、「その格好なら、大した事無い」???・・・

 腰痛には暖めるのが良いとか。では温泉へ行こう!家内を誘って湯治ときめこんだ。幸い車で1時間余も走ったら有馬温泉が有る。与論島にも温泉が有れば良いのだが・・・・・
 神戸市の裏手なので、平日でも人通りが多い。紅葉も見ごろだ。温泉も鉄分を含んで茶褐色をしている。湯船には札がかかっていて「かけ流し」とある。循環させてお湯を再利用していない証明で、一時期、温泉の表示にもいんちきなのが有ってもめたせいか、以前無かった事まで言わなければいけない風潮だ。

 有馬温泉での湯治が効果あったのか、腰痛も少し治まってきたので、思い切って20km走。ギックリ腰騒ぎで、又タイミングが遅れてしまったが、グズグズ言っていてもしようが無い。
 マイコースの第一チェックポイントでは結構良いタイムで通過し、これなら調子よく行けるのでは?ところが意地悪な風が正面から吹いて来る。今日は寒いから北風の吹くのは当然だ。最初の内は北へ走って行って約5km辺りから南西へ方向転換する・・と、あら不思議!北風は何時の間にか西から吹いているではないか。風までもが抵抗勢力なんだ。
 早くもカモメがやって来ている明石公園の池の辺りは12kmポイント。この辺りから、毎度お馴染みの左足の魚の目がチクチクし始めた。その代わり腰痛は感じないので、まあ良いか。
 ところがである。明石海峡大橋を前方に見える15km辺りからは、一歩一歩着地の度に魚の目が悲鳴を上げる。いつもの練習時の標準タイムより、もう5分程遅れている。痛いものだから足の前方への蹴り出しが弱くなって歩幅が狭くなる悪循環だ。それでも20kmを走り切って家へ帰って来た。
 夜になってから魚の目の状態を見たら最悪で化膿している。普通なら嬉しい筈のヨロンマラソンの申込書が届いているが、こんな状態では申込書の封を切る気もしない。与論町観光課の人達のお顔のあれこれが浮かぶが、申し訳有りません・・・・・
 一夜明けても魚の目の痛みは解消しない。かかりつけの医者へ駆け込んだが、
「マラソンは病気だからな。走っている限り、これも直らないよ」
 更に「後5日後にフルマラソンは無理!」と最後通告。このまま刺激を与え続けたら、骨が出てくる状態になるらしい。そうなったら一大事だ。とうとうドクターストップ!!
 勧める医者もあれば、止める医者もあり。人生いろいろか・・・・・ (2005.11.18)

  さて、ヨロンマラソンまでに、この問題の魚の目が完治するのかどうか?真面目に医者へ通って治療を受けなければいけないと反省している。
 普通なら、早々にフルマラソンの参加を申し込むのだが、大会事務局にお願いが有ります。今時点で「フルマラソン参加」と申告しておいて、大会間近かになってから、ハーフへの変更を承認して頂けるのかお知らせ下さい。

 東京国際女子マラソンで、注目の高橋尚子が併走していたライバル2人を見事なスパートで置き去りにして、2時間24分で優勝してしまった。直前に足の故障を公表していたが、そんな心配は無かったかのような走りは立派としか言いようが無い。おめでとう!! (2005.11.20 亀野 稔)