番外編 20

丸い事は良い事だ
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最近の失敗談


40年間も使った風呂釜の部品の惨状


どんがめ流再生術の妙技?言うならばケチ 良く言うなら勿体ない精神 話題の二人の顔もちらり


やっと使いこなせるようになったスーパーマクロの画像 やつでの新芽は赤ちゃんの手にそっくり


同じく拡大した桜の花


やっぱり桜は視界いっぱいに広がらなければ


与論島点描 今年はクジラやって来たかな? 高速船には気を付けて・・

  我が家の風呂釜から水漏れし始めた。無理も無い、家を建てた時から今まで交換せずに使っていたから、かれこれ40年余りになる。幾ら性能がよいといっても限界だったのだろう。だからと言ってそのまま新品に取り替えるなど野暮な事がしないのが私流だ。とにかくばらして見たら、ポリバスと繋がっているジョイント部の鉄製の部品が錆びてしまってボロボロになっていて、これでは水漏れして当然の有様。
 しからばその部品を取り寄せ・・と言っても40年前の製品のがある筈はないだろう。メーカーに聞くまでも無い。修理し甲斐が有りそうだ。とりあえず錆を落として欠けた個所を エボキシ樹脂を使って形を整えてみた。樹脂が硬化するのには一日かかる。
 しっかりと固まってからポリバスに繋がっているゴムホースに合うように丸く整形をした。出来栄えはまずますで、これならとばかりに元通りに繋いで水を入れてみると・・がっかり、水漏れしている。コテコテにシリコン・シーラント(コーキング剤)を塗りたくったから洩れるはずが無い・・・のが洩れてしまったのだ。
 またまたばらして調べてみる。だってゴムホースにしっかりバンドで締め付けてあるでしょう。コーキング剤はいっぱい塗っているはずでしょう。消去法でいくと、どうも丸く仕上げるべきの個所が真ん丸になっていないのが原因のようだ。

 真ん丸になっていなければいけないのが満月で、世の中丸く収まるのが理想。地球だって毛利さんが大気圏外から見たら真ん丸だったのに違いない。でも、地球にはエレベストの出っ張りや、マリアナ海溝のような凹んだ所がある。真ん丸になっているようで実はそうではない。現役時代に油圧製品の製造技術に関係していたが、1ミクロン(千分の一ミリメートル)以下に凸凹の差を押さえて部品を真円に仕上げることが目標だった事を思い出した。
 そういう目で見ると、樹脂を塗って盛り上げた個所は随分凸凹している。でも、隙間を埋めてくれるのがコーキング剤の役目の筈なのに、理屈どうりにいかないのが思い込みの失敗のその一。
 しからばゴムホースからはどうして洩れるのか??よく調べてみると、ゴムホースの内径より、嵌り込みの外形寸法が3mmも小さいのが分かった。これとて、ゴムなんだからその位の自由度はあるだろうの思い込みの失敗のその二。蛇口に繋ぐホースでも、ユルユルだと水漏れしてしまうのと同じなんだ。
 結局はエボキシ樹脂を盛り直して大きくし、丁寧に真ん丸に仕上げたら、正直なもんです。水漏れはピタリと止まり、我が家の風呂釜はこれからも長持ちしそう・・・・・

 毎度お騒がせのこのコラムに、花の写真を度々登場させて頂いている。多用しているデジカメも二台目になり、今使っているカメラは接写するのが楽になった。ファインダー式では見えている範囲と写った所が食い違って、頭がちょん切れたりして困る事が多いが、今使っているのは視野率100%というだけあって、そう言うトラブルが無いので使いやすいのだ。おまけに1センチメートルまで近寄って接写できるスーパーマクロ機能が付いている。ところが、今までどうしてもピントが合わないので、折角の機能も使わずにいた。
 雨の一日、分厚い取扱説明書を読んでいると、勘違いが分かった。と言うより説明書をよく読んでいなかったのだ。マクロ撮影にはズーム機構が使えるが、スーパーマクロにはズームが使えない事がちゃんと書いてある。多機能になったのは良いが、こんな簡単な事だったのかと思い込みの失敗その三の巻のオソマツ・・・・・

 ところで、ここまでお読み頂いても与論島の話は何にも出て来ない。看板に偽り有りと言われてもしようの無いところだ。今年は魚の目のトラブルでヨロンマラソンを欠場してしまったから話題も記憶も少なくなって来て、それは如何ともし難い。近くに神戸空港も出来て沖縄行きの飛行機も飛ぶようになり、その気になれば随分近くになったとも思えるけれど、そうもいかないのが現実で、与論島は遠くに有りて思うもの。お世話になった方が入院しておられるとか。お見舞いに行かなければと、気掛かりな今日この頃である。
 当地は今正にソメイヨシノの満開。無常の雨が続いていて桜には気の毒・・・・・ (2006.04.11 亀野 稔)