番外編 42

2007ヨロンマラソン(その10) 到着
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鹿児島空港から噂のボンバル機?


与論空港で田中さんがわざわざ出迎えて下さる


迷子にならないようにガードレールに目印を


那間小でお世話になった花房教頭先生が見守って下さる


今日から櫛山学級の一員に


賑やかさ興味深々のギャラリー?


早速皆と仲良く一緒に下校(目印不要だった)

 航空機の旅は本当にあっという間だ。早朝まだ霜の降りている明石を出て、鹿児島空港で乗り換え。後で気になったのだけど、鹿児島から与論島までの飛行機は、最近トラブル続きの問題児、ボンバル君ではなかったのかな?
 午後早くに眼下に与論島が見えて来た。何時もの事ながらワクワクする気持ちが沸き起こって来る。脚が出ているかどうかなんて考えもしないで、プリシア側から無事着陸。
 一歩機外へ出ると暖かい空気がフワーッと全身を覆って来る事で安堵。前の2回のヨロンマラソンの時は予想外の寒さで、震える毎日だった記憶が残っていて、家内の予備の服装は明石での冬の寒さに耐えるだけの質、量を揃えているが、兎に角上着を一枚脱ぎ捨てる必要有りとは嬉しい誤算だ。
 空港待合室には、同じ明石市から与論島に長期滞在されておられる田中さんがわざわざ出迎えて下さる。昨年は私がすっぽかしたので、お会いするのは2年目。お顔を拝見した途端に2年間の空白を一挙に埋めてしまう感じだけれど、こうしてみると2年間なんてアッという間の出来事のよう。楽園荘の若主人も威勢が良くて元気そう。マサ子さんも「お帰りなさい」と出迎えてくれる。こうして与論島の一日目が始まった。

 孫娘の北村優衣を早々に那間小学校へ連れて行くが、楽園荘から1km程だけど一本道ではないので、家内が帰りしなに迷子にならないか真剣に心配している。大概の女性は方向音痴で、ご多分に漏れず家内も優衣も自分の行く方向を簡単に失ってしまう。赤いビニールテープの小片を、曲がり角や分かれ道に有るガードレールや石垣に貼り付けていく慎重さには、笑うに笑えない。笑ったら怒りを買うだけだろう。サトウキビ畑の向こうには那間小学校が見えているのに・・・・・

 優衣の体験入学受け入れに就いては、事前に那間小学校の花房教頭先生が綿密に準備して下さっていて、那間小学校4学年の櫛山学級に編入して頂き、早速歓迎会が始まった。
 一週間だけの短期間だけど、クラスの子達と仲良くやっていけるのだろうかと案じていたが、フィナーレはクラス全員の校歌の合唱で盛り上がった。あまりの賑やかさに他の学年の児童達が廊下に溢れ、窓から笑顔がいっぱいのぞいている。これならいじめなど無関係だろうし、第一目標のひまわりキッズ参加の条件はクリアー出来たようだ。

 夕方になって下校時間が近づいてくると、家内が目印を付けたのにもかかわらず優衣が迷子にならないか心配でしようが無い有様で、さればと途中の分かれ道まで出迎えに行く。
 待つこと暫し、百合ガ浜に注ぐ涸れ川のガードレール沿いの道を数人の児童がこっちへ向かって来る。何にも心配する事は無かった。同じ方向へ帰る児童達が話をしながら動いたり止まったりしながら移動して来る。たった2時間程の短い間にすっかり打ち解けている。皆親切なんだ。

 与論島へ到着してから、南東の暖かいが強い風が絶えることなく吹き続けている。止んでくれたら嬉しいが、自然現象だけは如何ともしようが無い。これが反対の北西風だったら寒さに泣かされるのだが、暖かい南東風に感謝しよう。
 朝食後、皆田海岸への鍵の手に曲がる箇所からマラソンコースの試走をした。大会当日には1km毎に距離標識が立つが、まだコンクリートの四角形の土台しか置いていないけれど、1km毎の距離さえ確認出来ればいいのだ。今回の目標タイムは5時間を切る事にしているので、1kmを6分30秒程度で走らなければ難しい。明石で練習して来ていても、現地での練習は大切。正確な距離が設定されているところで現在の調子を確認するのだが、何時もの練習の時のスピードで計ってみると6分20秒。フルマラソンなのでスピードの出し過ぎに気を付けなければいけないが、この速さだと余裕の範囲が狭過ぎる。何せ坂が多いのだから、あっという間に設定時間をオーバーしてしまう。

 昔は良かった・・と年寄りは愚痴る。50歳頃では20kmを1時間34分で走っていたし、初めてのフルマラソンのホノルルでの最初の10kmは48分だった。1kmを5分切って走っていたとはと、我ながら感心する。
 定年後の京都府の福知山マラソンでは1kmを5分10秒程度。そういう記憶があるのが邪魔なのかも。今は1kmを6分30秒で走ってみると・・ゆっくり走っている感覚が無い。所謂つついっぱいとは、又もや5時間の壁に弾かれてしまうのか?加齢現象とは言え、あんまり面白くないな。大会まで後2日・・・・・   (2007.03.27 亀野 稔)