番外編 47

卒業式
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自称「フルマラソン卒業式」にお忙しい方々が参加して下さった


北原さんも「あんたはまだまだ行ける」と持ち上げて下さる


wbマスター植田さんの奥様がデザインして下さったTシャツの私


江ガ島での釣り


与論の手ごわい魚たちに負けた釣り針(右が正常)


竹さんからお借りしたバイク あれ?猫が乗って待っているヨ!


サザンクロスセンターからの星空もきれいだろうな


与論島点描 皆田海岸の朝

 2007年ヨロンマラソンの結果は、こんなもんかいなと思うけれど、当初の目標に達していない悔しさは、1km毎のラップタイムが以前と比べて落ち込んでいる事からして、当然の事ながら年齢的ハンデキャップ、認めたくないが加齢現象そのものだと実感。ヨロンマラソンの準備としては、そこそこの長距離を走り込んで大会に備えた心算だったが、それが結果に結びつかないとなると、いよいよ年貢の納め所なんだろうか。みっともないヨタヨタ走りを続けるのは心苦しい。されば年代別で一位になったのを有終の美として、今年限りでフルマラソンを卒業しよう。そう思って長年一緒にヨロンマラソンで競りあったり、自分勝手な与論島一周マラソンの時に伴走や支援して下さった方々へ、お礼を兼ねて、私のフルマラソン卒業式をやって、祝って頂けたら嬉しいなと、こう言うと、真に自分勝手な話だけれど、Wbマスターの植田さんに持ちかけて、お忙しい時にも関わらず大勢の人達に集まって頂き、自称「フルマラソン卒業式」なるもので、惜別と感謝の一端をお伝えしたつもりだったが、「まだまだ行ける・・」とは、この先どうなるんだろうな??

 でも身体の老化は好むと好まざるに関わらず、自分の体内で進行するのだから、嫌になって来る。一昨年の前立腺がんは小線源治療で克服出来たが、今度は白内障の悪化。まさに老人病のオンパレードだ。6月に眼内レンズ挿入の手術を受ける事に決まっているが、そうした方が良いと実感したのが今回楽しみにしていた釣りでの事だった。
 何時も使っている釣りの仕掛けで、20mほど遠投すると浮きの動きがはっきり見えなくて、魚信か波の揺さぶりかどうか曖昧だし、道糸の海上でのラインがこれ又はっきり見えない。自分の道糸の位置がはっきり分からないと、隣で釣りをしている人に迷惑を掛けていたとしても自覚出来ないとなると、釣りそのものを楽しむ資格無しなんだ。・・・そうか・・・・・

 与論島の夜は遅い。明るい間は働かねばならないシマンチュの現実が有るのだから、ヨロン島スポーツクラブの開始時刻も午後7時半とか午後8時だ。卓球のサークルに参加させて頂いて帰って来ると、もう午後10時になっている。.
 砂美地来館からバス道をバイクに乗って古里の楽園荘へ帰って行くと、街頭が少ないのと、バス道沿いで夜間営業している店がないので、心細いヘッドライトの光だけでは見通しが利かず、その内に与論島の何処を走っているのか見当が付かなくなってくる。これが昼間なら、自分が気付かない内に目印を記憶しているのだろう。それが真っ暗闇に近いと、少ない目印が余計目に留まらなくなるので、バス道をエンドレスに走っているような錯覚を覚えて来る。感覚的には随分長い距離を走ったようだが、ここはどの辺りなんだろう??

 バイクを止めて皆田海岸への小道を歩いて辿ると、暫くは何も見えずに辛うじて先ほどまでいた砂美地来館の近くのグラウンドの夜間照明のオレンジ色が西の空に残っているだけ。所々に設置されている誘蛾灯の青い光の届かない辺りでは、目も闇に慣れて道の在り処がなんとなく分かってくる。私にとっては、とうの昔に死語になっていた星明りだ。見上げれば都会では存在さえ分からなくなってしまった北斗七星が真北に輝いているではないか。何年ぶりだろうか。更に北斗七星の先端から辿っていくと北極星が思いのほか明るいのに驚いてしまう。更に更に、小さな星で全天空に隙間無く埋め尽くされている。明石市の天文科学館にはプラネタリウムが有って、そこで映し出される星空の実物を、ここでやっと見付けたと感慨もひとしおだ。頭上に展開する星座やそれに関するロマンの幾許かを覚えていれば、もっと思考の輪が広がって来るのに・・・・・
 点在する家々の開放された窓から鮮やか過ぎる色彩が漏れて来る。テレビからの間断なく動き回る輝きと、一人夜空を眺めて星明りを楽しんでいるこの落差。何だか大切なものを置き忘れしているのでは??   (2007.06.01 亀野 稔)

白内障の治療のための眼内レンズ挿入手術を6月19日と27日の二回に分けて受けた。無事終わってホッとしている。これについては次回詳しくお伝えしたいと思っている。 (2007.06.28 亀野 稔)