番外編 48

アンチ・エージング
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我が家の屋上から白内障の目で見えていた淡路島


眼内レンズの手術を受けて保護カバーを付けている私


はっきりと見える 淡路島の家が!!


本当におかげさま (相田みつを)


目薬は1日3回3種類 まだ続いている

 最近「アンチ・エージング」と言う言葉が度々聞かれる様になった。何時までも呆ける事無く元気で暮らそうと言う、正に高齢化社会の不安を取り除こうとする願いを込めているのではと思ってしまう。
 ところで「健康ライフ」と言うラジオ番組を聞かれた事はありませんか?「そんなの知らない」とおっしゃる方の方が多いのでは?もっとも、NHKの第一放送の午前5時38分頃から(週末を除く)毎朝10分間だから、無理だと思うけれど、専門家の貴重な話を聞いて損する事は無いと思います。その番組で聞いた事が発端でした。

 老化現象は人間である以上避けて通る事は出来ないのだと。眼にしても老眼から始まり白内障に進んで視力が低下する事は避けることが出来ないけれど、最近の白内障の治療の進歩は素晴らしく、眼内レンズを入れる手術は簡単になり、手術時間も15分乃至20分で済み、入院する事なく日帰りでもOKだと言うのだ。
 眼科の専門医の話では、白内障の病状が悪化してからやむを得ず、渋々手術する人が多いそうだけれど、白内障に関しては、放置していて良くなるものではないし、絶対に早く受けるべきだと述べておられた。
 人間の脳の半分以上が目から入った情報処理に使用されていて、その入り口のフィルターで曖昧な情報しか入らないと言うのは、損だと断言されている!!

 確かに映像処理には大量のメモリと演算装置が必要な事は、パソコンを使っていて良く分かる。ウインドウズ95時代に画像を映しだそうとした時のモタモタ感から、画像というものは大量のデータからなっている事を感じたものだが、現実として、目から入って来る情報を、起きている限り次から次へと処理し、両眼で相手との距離を測ったり、相対する人の感情までを読み取ってしまう人間の脳の処理能力には驚くしかない。

 私の場合。以前から近眼で、眼鏡を新調するときは「又、度が進んでいますね」と言われていたのがそれが無くなり、その代わり「白内障がありますよ」と言われるようになったのが老眼の始まりで、それでも運転免許書の更新時に必要な視力の0.7をクリアしていたので、そうたいした事では無いと思っていた。
 前回の更新時に眼科医に診察してもらったところ、視力は合格基準ぎりぎりで、白内障がかなり進行しているとの事だった。そう言えば、道路標識などの文字が見にくくなっているな・・・・・
 その後の5月の与論島の釣りの時に、浮きやテグスのラインが良く分からない。結構視力が低下している事を自覚する出来事だった。この時には、既に前述の眼内レンズ挿入の手術を受ける事が決まっていたので、これなら早く受けた方が得だと決定的に感じた事だった。
 幸い、眼科病院は近くにあって、歩いて5分余り。診察を受けて眼内レンズを入れる日程が決まった。片目を手術後一週間を空けて次を行うことになった。病院から手術を受ける為の資料をもらって来たが、この病院では年間1200例以上の実績があるそうで安心した。
 丁度初診の時に待合室で隣に座った人が、一日前に眼内レンズを入れてもらったばかりで、「全然痛くないですよ」とおっしゃっておられた。ふーん、そんなもんかいな・・・・・
 「健康ライフ」の先生も、眼内レンズの手術を安全に実施しているのは世界で日本とアメリカぐらいだとか。

 手順があるが、規則正しく目薬をさす事に事に始まって、手術当日も特にしなければいけないことは何も無い。手術室は2室有って順繰りに入っていく事になる。いろんな目薬があるらしい。看護師さんが「少し沁みますよ」と言ってさしてくれた目薬が一番痛かったくらいで、手術室に入ってしまえば俎板の鯉の心境。強い光線が当てられて眼前が真っ白になって、それから15分。あっという間に終わってしまい、痛くないのは本当だった。
 その後1時間、点滴注射が終わると眼帯を外してプラスチックの保護カバーを付けてもらうと、もう帰宅OK。保護カバーから見える景色はやけに眩しいし、2時間ほどははっきり見えない。その内に今までと違う色彩と鮮やかな輝きを持った世界が見え始めた。特に白色と青色が輝いて見える。灰色に見えていたのが実は真っ白。今まで補正無しのコントラストの無い画像の世界にいたのだと感じてしまった。
 翌日、我が家の屋上から淡路島の家並がはっきり見える事で、「ワァー、凄いなー」直線で5km以上離れているのに、昔眼鏡を新調した時に感じた事を思い出してしまった。視力が戻ったのだ。手術前が0.6位だったのが1.5になっているそうだ。驚き!!

 「健康ライフ」の先生は言う。
 「手術を受けると遠くも近くも良く見えて若返ったように感じられる。この機会を捉えてライフスタイルを変えて、新たに健康に良い事を始めてみませんか。白内障では、見えなくなって不自由を感じるようになってから手術を受ける人がまだまだ多いが、これは勿体ない。視力を失わずに長寿世界を生き抜くことがアンチ・エージングなのだ」
 さて、私はこれからどうしようか??   (2007.09.13 亀野 稔)